バイデン副大統領が、日本の核武装を容認するトランプを
批判し、「核保有国になり得ないとする日本の憲法を
我々が書いたことを知らないのか」と発言した。
その場にヒラリーもいたが笑っていた。
実にむかつく光景である。
戦争の勝者が敗戦国の憲法まで書くのは、本来、国際法違反
である。
日本の憲法を書いたことを、誇りに思っている米国人の本音
を聞いて、不愉快に思わない日本人は「奴隷」だからである。
しかしバイデンもよくこんな失礼なことを公然と口に出した
ものだ。
いや、失礼だが、公言してもらって良かったのだろう。
「憲法を書いてもらってありがとう」と感謝している愚劣な
日本人の姿が明瞭になってくる。
日本人はトランプが嫌いだ。
確かにトランプは放言だらけで、安定した知性があるとは
思えない。
しかし、日本の立場から見れば、真の独立を促す良きことも
言っている。
核武装容認はその代表的な例だ。
奴隷の臆病さが脳髄まで染み渡った日本人は、核武装
なんてとんでもないと力いっぱい遠慮するのだろうが、
わしのような根っからの独立心を持つ日本人は「しめた!」
と思ってしまうのである。
しかし報道番組を見ても、このニュースの扱いが小さい。
右の耳から左の耳へ受け流すつもりのようだが、こんな国で
愛国心を叫んでも虚しいだけである。